これはいわばRPPのバナー広告版ともいえる、運用型広告です。
セグメントもかなり詳細に設定できるので、コストを最小限に抑えつつ売上を上げていける可能性を秘めた非常に魅力的な広告だと言っても過言ではないでしょう!
今回は、この「ターゲティングディスプレイ広告」について解説していきたいと思います。
ターゲッティングディスプレイ広告(TDA)とはそもそも何ぞ?
ターゲティングディスプレイ広告とは、その名の通り「ターゲット」としているユーザーに、商品を「ディスプレイ(掲示)」するための広告です。
そのディスプレイにバナーを使用します。
結論としては全く異なります。
通常の楽天市場内掲載型バナー広告は、掲載位置によってそれぞれ価格が決まっていていくら表示されても、いくらクリックされてもかかるコストは同じです。
これはどういうことかと言うと…
実はこれ、普通に恐ろしいことなんですよ。
といったことはありませんか?
①広告コストは、表示された回数分だけ!
なので、様々な店舗様はいかにクリックされるか?というところに血道を上げてバナーのクオリティを上げていったわけですね。
同じ金額ならクリックされた方が費用対効果は高くなるので。
どう考えても①の方がいいですね。
これが、RPPと同じ「運用型広告」であるという証です。
まあ、RPPはクリック型課金ですが。
※表示されないということはどういうことなの?という疑問には次で解説いたします。
②広告を見せたい対象を非常に細かくセグメント可能!
通常は、特集ページなどに表示されるのでそこまでセグメントを細かく指定できません。
なので、見せたいわけでもないユーザー(転換しづらいであろう)にも広告を表示する仕様になっています。
逆に言うと、別に見せなくてもよいユーザーには表示されません。
③効果測定がパフォーマンスレポートで可能!
広告を使用した後は、効果測定は必須で行いましょう。
RPPやクーポンアドバンス広告同様、パフォーマンスレポートで数字の効果測定が可能です。
画像の赤枠の部分をクリックしましょう。
以下の項目が確認できます!
- ビューアブルインプレッション数
- 実績額
- クリック数
- ビューアブルインプレッションCTR
- 売上件数
- 売上金額
- ROAS
- 新規顧客売上件数
- 新規顧客売上金額
- 既存顧客売上件数
- 既存顧客売上金額
ターゲティングディスプレイ(TDA)広告は、その結果を見てセグメントの調節を試行錯誤することによって限りなく売上の最大化が可能です。
そもそも自店舗に来たことがないユーザーや、購入に至っていないユーザーにも手軽に訴求可能なので新規顧客の獲得に魅力的な広告であると言えるでしょう。
とはいえ…
世の中そんなに甘いお話ばかりではないわけで。
メリットしかなかったら、全店舗様が使用してますよね。
でも、実はこのターゲティングディスプレイ広告、使用されている店舗様はまだまだ一部と言われています。
※2022年3月時点
もちろんデメリットも、存在します。
次項で、そのデメリットについて解説していきます!
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