客単価アップのための最短ルート!!クーポンの活用方法を徹底解説!

客単価が上がらない…

アクセス、転換率は上がってきたけど客単価が上がらない… そんなお悩みを抱えている店舗様はたくさんいらっしゃるかと思います。

客単価アップのためには値上げ、高単価商品の販売、回遊設置など様々な方法がありますが最短ルートで客単価をアップさせるためにはクーポンをうまく活用していくことが重要です。

今回のコンテンツでは普段配信しているクーポンの効果を最大化し客単価をアップさせるためのノウハウを身に付けていきましょう!

客単価をアップさせるためのクーポンとは?

クーポンといっても単品を対象としたクーポン、10円OFF、50円OFFなどの低単価のクーポン、期間限定での大幅な値引きを行うクーポン等様々な選択肢があります。

目的によって発行すべきクーポン、利用金額、OFF率などの条件の設定は異なるのですが、目的が客単価のアップの場合は利用金額、OFF率が徐々にアップしていく松竹梅の構成でクーポンを発行するのがおすすめです!

 

松竹梅クーポンの例:

3,000円以上のご購入で3%OFF

5,000円以上のご購入で5%OFF

7,000円以上のご購入で7%OFF

 

松竹梅クーポンについては上記のような形で設定することが一般的ですが利用条件やOFF率などは店舗、商材によって異なってきます。

次は客単価アップに繋げるための松竹梅クーポンの条件設定について考えてみましょう!

まずは目標客単価の設定!

松竹梅クーポンを発行する前にまずは店舗で目標とする客単価を設定しましょう。
客単価の目標設定については売上目標を設定したうえで

売上=アクセス×転換率×客単価

の公式に当てはめ売上目標達成のために必要となる数値を目標の客単価として設定しておきます。

ここでは仮に現状の客単価を4,000円、目標の客単価を5,000円と設定して考えていきましょう。

客単価アップのための松竹梅クーポンの条件設定

松竹梅クーポンを設定するうえで重要なのは目標とする客単価を松竹梅クーポンの竹に相当するクーポンの利用条件より少し高めに設定することです。

これは日本人の心理的に真ん中の価格帯を購入しやすいという傾向を利用しています。

また梅(最も利用条件金額が低い)のクーポンを目標とする客単価より少し低めの金額、松(最も利用条件金額が高い)のクーポンは店舗で最も買い物をするユーザーの使う金額帯などに合わせましょう。

上記のように金額条件を設定することでユーザーにとっては真ん中の価格帯のクーポンを利用しやすくなり客単価アップの方向に誘導することが出来ます。

 

松竹梅クーポンの条件設定例:

梅:4,000円以上(目標とする客単価より少し低めの金額)

竹:5,000円以上(目標とする客単価より少し高めの金額)

松:7,000円以上(店舗で最も買い物をするユーザーの使う金額帯)

 

では値引率はどのように設定すべきでしょうか?

ユーザーにお得感を与える値引率の設定方法

クーポンの値引率を設定するうえで重要なのは

①ユーザーにとってお得感を感じさせることで獲得、利用に繋げること

②値引率を販促費率の上限内で収めること

の2つです。

例えば販促費率の上限を売上の10%(ポイント等は考慮しないものとする)としている場合下記のような設定であればユーザーにお得感を与えつつ販促費の予算内の収めることが可能です。

 

松竹梅クーポンの条件設定例:

梅:4,000円以上ご購入で3%OFF

竹:5,000円以上ご購入で5%OFF

松:7,000円以上ご購入で10%OFF

 

クーポン設定後は効果測定を行いましょう!

クーポン発行後はイベント後などにRMSのパフォーマンスレポートを活用し発行したクーポンが利用されているか効果測定を行いましょう!

※RMS>店舗設定>クーポン設定>クーポン(配布型)から確認

 

目安としてクーポンの利用率(利用数/獲得数)が10%以上確保できていると継続して発行していいと判断できます。

クーポンの利用率が10%を下回っている場合は利用条件もしくはOFF率を見直し10%以上の利用率を目指して改善を行っていきましょう!

まとめ

一口にクーポンといっても目的によってクーポンの利用条件金額やOFF率など設定方法は異なります。

今回は客単価アップのためのクーポンとして松竹梅クーポンを紹介しましたがその他にも転換率UPのためのクーポンやリピート率アップのためのクーポンなど目的に応じてクーポンを発行することで各指標の改善に繋げることが可能です。

店舗における課題を明らかにしたうえで改善のための取り組みとしてクーポンを活用していきましょう!

楽天市場店舗運営にお困りのことがあれば、ぜひご相談くださいね。

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